失われ、長く謎に包まれていた文書群の全貌が現れる
死海文書 Ⅵ 聖書の再話1
12分冊 第3回配本
守屋彰夫・上村 静 訳
12月25日刊行 A5判・上製 364頁 本体5300円 ISBN978-4-906791-87-3 C1014
■ 『聖書の再話1』=秘義の伝授のために、儀礼に際して、抗争に当面して……『創世記』をはじめとする、世界創成の物語を語り直す。正典のどこに力点を置き、何を増幅し、また何に触れずに済ませたか。
収録文書=創世記アポクリュフォン、エノシュの祈り、レビの遺訓、アムラムの幻、モーセの言葉……
▶ 死海のほとりの洞窟から、聖書を照らす新たな光が放たれた。
▶ 文書発見から今日に至るまでの校訂・編集・解読作業を踏まえた、原語ヘブ
ライ語・アラム語/ギリシア語からの翻訳。
▶ 傍注(見開き、左隅)では、欠損箇所復元の根拠、旧約・新約聖書との関連、
本文の背景にある歴史的な事柄などに触れる。また、死海文書に特有の語彙
や考え方などについて解説する。