失われ、長く謎に包まれていた文書群の全貌が現れる
死海文書 Ⅶ 聖書の再話2
死海文書翻訳委員会 訳
守屋彰夫・上村 静・山吉智久 訳
全12冊 第5回配本
2019年7月25日刊行 A5判・上製 368頁
本体5400円 ISBN978-4-906791-89-7 C1014
■ 『聖書の再話』と歴史物語=モーセ五書の改訂をはじめ、洪水説話、英雄譚
など、歴史叙述に手を加えることで、何を伝えようとしたのか。
収録文書=改訂五書、ヨシュア記アポクリュフォン、サムエル記アポクリュフォン、
ノアの生誕、トビト書……
▶ 死海のほとりの洞窟から、聖書を照らす新たな光が放たれた。
▶ 文書発見から今日に至るまでの校訂・編集・解読作業を踏まえた、原語ヘブ
ライ語・アラム語/ギリシア語からの翻訳。
▶ 傍注(見開き、左隅)では、欠損箇所復元の根拠、旧約・新約聖書との関連、
本文の背景にある歴史的な事柄などに触れる。また、死海文書に特有の語彙
や考え方などについて解説する。