失われ、長く謎に包まれていた文書群の全貌が現れる
死海文書 Ⅲ 聖書釈義
全12冊 第7回配本
死海文書翻訳委員会 訳
2021年6月25日刊行 A5判・上製 296頁
本体5200円 ISBN978-4--910154-20-6 C1014
■ 聖書釈義=死海に存在した信仰共同体、クムラン教団による独自の旧約聖
書解釈(注解と釈義)。ユダヤ教諸派、原始キリスト教団のそれとの異同と
は。迫りくる終末に向けて。
▶ 死海のほとりの洞窟から、聖書を照らす新たな光が放たれた。
▶ 文書発見から今日に至るまでの校訂・編集・解読作業を踏まえた、原語ヘブ
ライ語・アラム語/ギリシア語からの翻訳。
▶ 傍注(見開き、左隅)では、欠損箇所復元の根拠、旧約・新約聖書との関連、
本文の背景にある歴史的な事柄などに触れる。また、死海文書に特有の語彙
や考え方などについて解説する。
収録文書=創世記注解、イザヤ書ペシェル、ホセア書ペシェル、ハバクク書ペシェル、詩篇ペシェル、フロリレギウム、終末釈義、聖書年代記……
次回2021年秋、配本予定『Ⅱ 清潔規定・ハラハー・神殿の巻物』。
一覧
Ⅰ共同体規則・終末規定 既刊
Ⅱ清潔規定・ハラハー・神殿の巻物 次回配本
Ⅲ 聖書釈義 刊行
Ⅳ 黙示文学
Ⅴ エノク書・ヨベル書
Ⅵ 聖書の再話1 既刊
Ⅶ 聖書の再話2 既刊
Ⅷ 詩篇 既刊
Ⅸ 儀礼文書 既刊
Ⅹ知恵文書 既刊
Ⅺ 天文文書・魔術文書
補遺 聖書写本・銅板巻物
死海文書翻訳委員会
松田伊作・月本昭男・勝村弘也・守屋彰夫・上村 静・山我哲雄
阿部 望・武藤慎一・山吉智久・加藤哲平・里内勝己・杉江拓磨・三津間康幸