失われ、長く謎に包まれていた文書群の全貌が現れる
死海文書
Ⅱ 清潔規定・ハラハ―・神殿の巻物
全12分冊 第8回配本
死海文書翻訳委員会 訳
2023年4月25日刊行 A5判・上製 390頁
本体5400円 ISBN978-4-910154-43-5 C1014
死海のほとりの洞窟から、聖書を照らす新たな光が放たれた。最新の校訂・解読を踏まえた、原典からの初めての日本語訳。
死海に存在した信仰共同体、クムラン教団を束ねていたであろう、儀礼と日常生活にかかわる諸規範。これらの決まりごとは、後のユダヤ教諸派、原始キリスト教団においてどのように変奏されたのであろうか。
収録文書=清潔規定、4つの籤、ハラハー、布告、諸規則、ハラハー書簡、神殿の巻物……
次回2024年秋頃、配本予定『Ⅴ エノク書・ヨベル書』。
一覧
Ⅰ共同体規則・終末規定 既刊
Ⅱ清潔規定・ハラハー・神殿の巻物 刊行
Ⅲ 聖書釈義 既刊
Ⅳ 黙示文学
Ⅴ エノク書・ヨベル書
Ⅵ 聖書の再話1 既刊
Ⅶ 聖書の再話2 既刊
Ⅷ 詩篇 既刊
Ⅸ 儀礼文書 既刊
Ⅹ知恵文書 既刊
Ⅺ 天文文書・魔術文書
補遺 聖書写本・銅板巻物
死海文書翻訳委員会
松田伊作・月本昭男・勝村弘也・守屋彰夫・上村 静・山我哲雄
阿部 望・武藤慎一・山吉智久・加藤哲平・里内勝己・杉江拓磨・三津間康幸